犬はカキを食べていい?
カキ(かき)
食べられる
亜鉛をとても多く含む二枚貝です。
要加熱
加熱してから与える食材です。
食べられる
亜鉛や銅がぎゅっと濃くなる乾燥カキ。少量でも数字が動きます。
100gあたり 58kcal(生)
どういう食材?
「海のミルク」と呼ばれる二枚貝です。亜鉛は100gあたり14mgで、この辞典に収載している魚介の平均の約4倍。銅も平均の約3倍含まれています。
犬に与える時は、加熱が前提です。人間用に「生食用」として売られているものでも、中心までしっかり加熱します。これは生食か加熱かという食事方針とは別に、食中毒を防ぐための注意です。
生のカキから水分を抜いた食材です。水分が減ったぶん成分が濃くなり、亜鉛と銅をとても多く含みます。
エネルギーやナトリウムも生より濃くなるため、生のカキとは別の食材として考えると分かりやすいタイプです。
記録する時は、水で戻す前の乾いた状態の重さで数えます。
銅を肝臓にためこみやすい体質が知られている犬種があります(ベドリントン・テリアが代表で、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアなど)。当てはまる子は、銅の多い食材が続かないようにしてください。
亜鉛の話(もう少しくわしく)
亜鉛は、皮膚や被毛をつくるために必要なミネラルです。不足が続くと、皮膚の状態に影響が出ることが知られています。カキは亜鉛を特に多く含むため、少量でも取り入れやすい食材です。
ただし、含まれる量が多いぶん、毎日たくさん与える食材ではありません。ローテーションの中で、ときどき取り入れる使い方が向いています。
栄養成分
カキ (100gあたり・生)
日本食品標準成分表(八訂)増補2023
| エネルギー | 58 kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 6.9 g |
| 脂質 | 2.2 g |
| 炭水化物 | 4.9 g |
| カルシウム | 84 mg |
| リン | 100 mg |
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| 食物繊維 | 0 g |
|---|---|
| 水分 | 85 g |
| ナトリウム | 460 mg |
| カリウム | 190 mg |
| マグネシウム | 65 mg |
| 鉄 | 2.1 mg |
| 亜鉛 | 14 mg |
| 銅 | 1.04 mg |
| ヨウ素 | 67 µg |
| セレン | 46 µg |
| マンガン | 0.39 mg |
| ビタミンA | 24 µg |
| ビタミンD | 0.1 µg |
| ビタミンE | 1.3 mg |
| ビタミンB1 | 0.07 mg |
| ビタミンB12 | 23 µg |
| ビタミンC | 3 mg |
| EPA | 230 mg |
| DHA | 180 mg |
| α-リノレン酸 | 26 mg |
この食材は、公的な成分表(八訂・USDA)に収載がありません。そのため、この辞典では栄養成分の数値を掲載していません。
食養生の考え方では
食養生では「平性」に分類されています。体を温めも冷やしもしない性質です。
(食養生は、毎日のごはんで体を整えるという昔からの知恵です。栄養成分の数字とあわせて、食材選びのヒントのひとつにしてみてください)
