犬はほうれん草を食べていい?
ほうれん草(ほうれんそう)
気をつければ
鉄・マグネシウムに加えてルテインも含む葉物。シュウ酸はゆでこぼしで減らせます。
食べられる
ゆでこぼしでシュウ酸を減らしたあとの数字です。
100gあたり 18kcal(生)
100gあたり 23kcal(ゆでこぼし)
どういう食材?
緑黄色野菜の代表的な食材です。収載している野菜の平均と比べると、鉄は約2倍、マグネシウムは約3倍、カリウムは約2倍。100gあたり18kcalと軽く、ミネラルをしっかり含む葉物です。
ほうれん草はルテインを含む食材としても知られています。ルテインは眼の組織にも存在する黄色い色素で、光や酸化ストレスから組織を守る働きとの関わりが研究されています。
気をつけたいのはシュウ酸です。水に溶けるため、茹でてゆで汁を捨てることで減らせます。ただし、ゼロになるわけではありません。
緑黄色野菜の代表・ほうれん草の、ゆで汁を捨てたものです。100gあたり23kcal。ルテインやβカロテンなど脂に溶けるタイプの栄養は湯に逃げないので、ゆでたあともしっかり残ります。
シュウ酸が湯に流れ出て減るかわりに、カリウムやビタミンCなど水に溶ける栄養はいくらか減ります。
煮汁ごと食べるときは「生」のタブのほうが実際に近いです。
与え方
シュウ酸を減らしたい時は、茹でてゆで汁を捨ててから使います。シュウ酸カルシウム結石の既往がある子は、与え方をかかりつけの先生と相談してください。
シュウ酸の話(もう少しくわしく)
シュウ酸にはカルシウムと結びつきやすい性質があり、シュウ酸カルシウムというタイプの尿路結石の材料になることが知られています。
尿路結石の既往がある子や、尿検査で結晶を指摘されたことがある子は、ほうれん草の与え方をかかりつけの先生と相談する材料になります。結石にはいくつか種類があり、種類によって食事の考え方が変わるためです。
一方で、シュウ酸は茹でこぼしで減らせますし、シュウ酸の少ない葉物に置き換える方法もあります。たとえば小松菜は、シュウ酸が少なく、カルシウムを多く含む葉物です(100gあたり170mg・ほうれん草の約3.5倍)。
こんなケアを考えている時に
眼のケア — ほうれん草はルテインを含む食材としても知られています。シニアの眼のケアを考える時に挙がる食材のひとつです。
(候補のひとつとして。シュウ酸があるので少量で)
栄養成分
ほうれん草 (100gあたり・生)
日本食品標準成分表(八訂)増補2023
| エネルギー | 18 kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 2.2 g |
| 脂質 | 0.4 g |
| 炭水化物 | 3.1 g |
| カルシウム | 49 mg |
| リン | 47 mg |
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| 食物繊維 | 2.8 g |
|---|---|
| 水分 | 92.4 g |
| ナトリウム | 16 mg |
| カリウム | 690 mg |
| マグネシウム | 69 mg |
| 鉄 | 2 mg |
| 亜鉛 | 0.7 mg |
| 銅 | 0.11 mg |
| ヨウ素 | 3 µg |
| セレン | 3 µg |
| マンガン | 0.32 mg |
| ビタミンA | 350 µg |
| ビタミンD | 0 µg |
| ビタミンE | 2.1 mg |
| ビタミンB1 | 0.11 mg |
| ビタミンB12 | 0 µg |
| ビタミンC | 35 mg |
| EPA | 0 mg |
| DHA | − |
| α-リノレン酸 | 120 mg |
※「−」は成分表に収載が無い項目です(0ではありません)
ほうれん草 (100gあたり・ゆでこぼし)
日本食品標準成分表(八訂)増補2023
| エネルギー | 23 kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 2.6 g |
| 脂質 | 0.5 g |
| 炭水化物 | 4 g |
| カルシウム | 69 mg |
| リン | 43 mg |
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| 食物繊維 | 3.6 g |
|---|---|
| 水分 | 91.5 g |
| ナトリウム | 10 mg |
| カリウム | 490 mg |
| マグネシウム | 40 mg |
| 鉄 | 0.9 mg |
| 亜鉛 | 0.7 mg |
| 銅 | 0.11 mg |
| ヨウ素 | 1 µg |
| セレン | 3 µg |
| マンガン | 0.33 mg |
| ビタミンA | 450 µg |
| ビタミンD | 0 µg |
| ビタミンE | 2.6 mg |
| ビタミンB1 | 0.05 mg |
| ビタミンB12 | 0 µg |
| ビタミンC | 19 mg |
| EPA | 0 mg |
| DHA | − |
| α-リノレン酸 | 150 mg |
※「−」は成分表に収載が無い項目です(0ではありません)
食養生の考え方では
食養生では「涼性」に分類されています。体をおだやかに冷やす性質とされ、暑い季節に選ばれやすい食材です。
(食養生は、毎日のごはんで体を整えるという昔からの知恵です。栄養成分の数字とあわせて、食材選びのヒントのひとつにしてみてください)
